研究、バイオインフォマティクス、日常等の備忘録
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SignalPで予測したシグナルペプチドをOmpAもしくはPelBのシグナルペプチドに置換した変異体を作製します。
少しプライマーが長くなりますが、
pelBの時は
5-ATGAAATACCTGCTGCCGACCGCTGCTGCTGGTCTGCTGCTCCTCGCTGCCCAGCCGGCGATGGCC--目的遺伝子の配列-3
OmpAの時は
5-ATGAAAAAGACAGCTATCGCGATTGCAGTGGCACTGGCTGGTTTCGCTACCGTAGCGCAGGCC--目的遺伝子の配列-3
というフォワードプライマーとリバースプライマー (ジーンスペシフィックプライマー) を使ってPCRでキメラ遺伝子を作製し、発現ベクターにのせます。
あとは大腸菌で常法に従って発現させます。
個人的には、膜に発現させる時はBL21よりもC41のようなストレス耐性株の方がうまく発現できることが多いです。
ちなみに、PCRでキメラを作らなくてもpET22はPelBのシグナル配列、SigmaのpFLAG-ATSはOmpAのシグナル配列があるのでコンストラクトの構築は簡単です。